役小角と蔵王権現
金峯山に向かう途中、「後二㌔脳天神社」とある看板を
発見![]()
ええっ
脳天?のうてん?神社?
首から上の神様とある・・・
一度見たら忘れないインパクト・・・
これも ここに行くことになる数日前に 事故でむち打ち
になり具合が芳しくない友達の友達の話を聞いたばかりで
なので、お守りを求めることにしました。
友達に変わって入院中の彼女が 速く回復することを
お祈り・・・。
ここを後にして 金峯山寺へ・・・
修験道開祖とされる役小角「役行者」は
「日本霊異記」によると 小角は仏法を敬う
神秘的な行力を持つ優婆塞とあり
「役行者絵巻」には小角が金峯山に籠って修行し
迷える衆生を救う神々の示現を祈ると
最初に釈迦牟尼仏、次に千手観音、次に弥勒菩薩が
顕れたが 厳しい修行の地においてはもっと強い
神の示現と守護が必要と祈りを籠めると
忿怒形の蔵王権現が顕現とある
右手に三鈷杵を持ち、検印を結んだ左手を腰に添え
右足を高く振り上げ 今にも飛んでいきそうな躍動感・・・
神仏習合のとても不思議な造形に
修験道の独特の神秘を深く感じた気がしました

