夏真っ盛り
心のスイッチを切り替えて
展覧会に向かって制作に いよいよ取りかからなければ・・・
大体の構想はできているけど
こころの調子も整えないと
良い気合いの作品にならない
ふっと思い出したのは、紀州焼の窯元でお世話に
なっていたころ、県展などでやっと賞をいただける
事が出来たそんな当時、無名の私の作品を
どうしても譲って頂きたいと訪ねてきたお客さんがいて
とても、嬉しかったことがありました。
とても気に入ったと、「そしてあなたが
きっと将来素敵な作家さんになること応援していますよ」
無力で無心にがんばっていたあの頃・・・
お金ではなく、私の作品を選んで下さったことに
感動して嬉しくて心が弾んだ
師匠のはからいで、御代は焼き代として心づけ程を頂いた
あれから15年、15年分の経験を積んで
大勢の方に助けられ、守られ、励まされ
今年、和歌山県展の審査員に抜擢して頂いた。
私は、和歌山の海が好き、山が好き、川が好き・・・
この美しい和歌山の自然を 自分のテーマに
日本画も陶芸も制作をしていきたい・・・。
この出逢いに 感謝をしたいと思います。