沙羅双樹
沙羅双樹の花って
皆さんご存知かしら・・・
「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
おごれる人も久しからず ただ春の世の夢のごとし
たけき者も遂には滅びぬ 偏に風の前の塵に同じ 」・・・
祇園精舎(インドのお釈迦さまのお寺)の鐘の音は、「永久不変なものはない」といっているように聞こえる。沙羅双樹(ツバキの一種。お釈迦さまが死を迎えるとき白くなって枯れた。)の花の色は、栄えている者が必ず落ちぶれるという意味を表している。思い上がったふるまいをする者は長くは続かない。それは単に春の夜に見る夢のようだ。荒々しい強者もゆくゆくは滅びてしまう。それは、いかにも風が吹くと飛んでいく塵と同じだ。
と、いう訳になりまして、「栄華はつづかない。栄えていてもお落ちてゆく。」という意味です。平家物語の冒頭、平氏が没落していく様日本では夏椿も例にありますが・・・
そう、探したのですが 真夏の花なので
もうその可愛い花は見当たりません
そこで 京都博士さんにお願いして
四枯四栄の意味を理解しつつ・・・
全力で日本画描いてます^_^;