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2012年10月15日 (月)

沙羅双樹

沙羅双樹の花って

皆さんご存知かしら・・・

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「祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり

沙羅双樹の花の色  盛者必衰の理をあらわす

おごれる人も久しからず  ただ春の世の夢のごとし

たけき者も遂には滅びぬ  偏に風の前の塵に同じ 」・・・

祇園精舎(インドのお釈迦さまのお寺)の鐘の音は、「永久不変なものはない」といっているように聞こえる。沙羅双樹(ツバキの一種。お釈迦さまが死を迎えるとき白くなって枯れた。)の花の色は、栄えている者が必ず落ちぶれるという意味を表している。思い上がったふるまいをする者は長くは続かない。それは単に春の夜に見る夢のようだ。荒々しい強者もゆくゆくは滅びてしまう。それは、いかにも風が吹くと飛んでいく塵と同じだ。

と、いう訳になりまして、「栄華はつづかない。栄えていてもお落ちてゆく。」という意味です。平家物語の冒頭、平氏が没落していく様日本では夏椿も例にありますが・・・

そう、探したのですが 真夏の花なので

もうその可愛い花は見当たりません

そこで 京都博士さんにお願いして

Getした写真など
Natsutsubaki1

参考に

四枯四栄の意味を理解しつつ・・・

全力で日本画描いてます^_^;