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2013年8月 4日 (日)

大切な事

夏真っ盛り

心のスイッチを切り替えて

展覧会に向かって制作に いよいよ取りかからなければ・・・

大体の構想はできているけど

こころの調子も整えないと

良い気合いの作品にならない

ふっと思い出したのは、紀州焼の窯元でお世話に

なっていたころ、県展などでやっと賞をいただける

事が出来たそんな当時、無名の私の作品を

どうしても譲って頂きたいと訪ねてきたお客さんがいて

とても、嬉しかったことがありました。

とても気に入ったと、「そしてあなたが

きっと将来素敵な作家さんになること応援していますよ」

無力で無心にがんばっていたあの頃・・・

お金ではなく、私の作品を選んで下さったことに

感動して嬉しくて心が弾んだ

師匠のはからいで、御代は焼き代として心づけ程を頂いた

あれから15年、15年分の経験を積んで

大勢の方に助けられ、守られ、励まされ

今年、和歌山県展の審査員に抜擢して頂いた。

私は、和歌山の海が好き、山が好き、川が好き・・・

この美しい和歌山の自然を 自分のテーマに

日本画も陶芸も制作をしていきたい・・・。

この出逢いに 感謝をしたいと思います。

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38回女流作家陶芸展出品  「ゆらゆら」

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