« 「あ が た(縣)」という言葉から | メイン | 龍香合 »

2011年10月26日 (水)

玉置神社例大祭

去る24日に 久々に玉置神社まで 出向きました。

前日からの雨等で 311号線の通行が 危ぶまれましたが

sun晴れ間も見え 6時半に出発・・・

本宮あたりから雲海の下を通過していて これはもしかしたら

玉置山まで行けば 雲海見れるかも・・・

崖崩れ等の復旧工事のおかげで 8時半には 玉置山に到着

2011_1024_204449dscf0006

2011_1024_204455dscf0007

沢山のカメラマンさんがcamera今日は最高や~ とご満悦そうでした。

2010_1108_011039dscf0014

今年は 災害のこともあり 毎年の行事は簡素化ということでした。

神事は 粛々と進み 最後に宮司さんのご挨拶がありました。

未だ行方不明の方がいらして 心の痛む思いと被災された方々

への励ましと 今まで神社を支えてきた地域の人々への感謝の

篤いお言葉でした。

玉置神社は 千古の昔から地元の村人達と共に

支え合ってきたのだと・・・

1300年の歴史を強く乗り越え 玉置の社は 

私達の参拝を温かく見守っているかのようでした。

手作りの直会は 忘れることの出来ない

心づくしの味で とても美味しく頂戴しました。

数千万年前に南方のプレートから運ばれた枕状溶岩が

隆起してそのまま残った玉置山。

この程の災害の爪痕を見ていると 

山水に流された岩や土砂は熊野川を下り

砂礫となって海に堆積し 夢幻の時を経て

地中のマントルにもどり 

いつの世にか再び地表に現れる・・・

玉置山は きっとその瞬間を知っているのでしょうね