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2011年10月

2011年10月26日 (水)

玉置神社例大祭

去る24日に 久々に玉置神社まで 出向きました。

前日からの雨等で 311号線の通行が 危ぶまれましたが

sun晴れ間も見え 6時半に出発・・・

本宮あたりから雲海の下を通過していて これはもしかしたら

玉置山まで行けば 雲海見れるかも・・・

崖崩れ等の復旧工事のおかげで 8時半には 玉置山に到着

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沢山のカメラマンさんがcamera今日は最高や~ とご満悦そうでした。

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今年は 災害のこともあり 毎年の行事は簡素化ということでした。

神事は 粛々と進み 最後に宮司さんのご挨拶がありました。

未だ行方不明の方がいらして 心の痛む思いと被災された方々

への励ましと 今まで神社を支えてきた地域の人々への感謝の

篤いお言葉でした。

玉置神社は 千古の昔から地元の村人達と共に

支え合ってきたのだと・・・

1300年の歴史を強く乗り越え 玉置の社は 

私達の参拝を温かく見守っているかのようでした。

手作りの直会は 忘れることの出来ない

心づくしの味で とても美味しく頂戴しました。

数千万年前に南方のプレートから運ばれた枕状溶岩が

隆起してそのまま残った玉置山。

この程の災害の爪痕を見ていると 

山水に流された岩や土砂は熊野川を下り

砂礫となって海に堆積し 夢幻の時を経て

地中のマントルにもどり 

いつの世にか再び地表に現れる・・・

玉置山は きっとその瞬間を知っているのでしょうね

2011年10月18日 (火)

「あ が た(縣)」という言葉から

まだ、中学生だった頃、 FMから流れる音楽を聴いていて

あがた森魚さんの 赤色エナジーだったかな

メロディーが流れ 深く印象に残ったのは

「あがた」という言葉・・・

知らないのに 知っているような・・・

何故なのかな~と あがたさんの名前が

ラジオで紹介されるたび 繰り返し感じ

でも、それ程掘り下げて考えることもなく・・・数十年・・・

2,3年前に 偶々購入した 豆皿の小さな本・・・

いつも割と好きでよく見ていたのに

最近気がついたの・・

桜の文様が入った縣神社の謹製のお皿が・・・

あがた と確かに書かれているので

これは 絶対に行きたいと

活き揚々と京都へ・・・。

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桜の神文がお出迎え・・・

御祭神は木花開耶姫命(このはなさくやひめ)

藤原頼通が平等院建立にあたり 同院総鎮守となり

藤原氏の繁栄を祈誓したとあります。

元々は、地主神・・・。

「あがた」の名は上古の「縣」の守護神であったことを

示しています。

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わがたのむ縣の宮のます鏡

        くもらぬ影をあふぎてぞまつ

                ー新続古今和歌集ー

蛙なく縣の井戸に春くれて

       散りやしぬらむ山吹の花

               後鳥羽院御製 続後撰和歌集

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現在はこじんまりとした良い感じで 

なんとなく 昔は もっと広い森だったのではないかなと

行く前からあった、ほのかなイメージが

強く思う想像に 少し胸が熱くなりました。

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6月5日からの縣の祭りは 御祭神略伝に詳しいように

信仰は「女性の守護神」 良縁成就 結婚lovely

そして、6月8日の大幣神事は 平安期以来の道饗祭・・・。

かなり希有の祭りとのことです。

想い入れも重なり好きな場所の一つになりそうです。

2011年10月16日 (日)

秋草の向付

田辺市展に出展したばかりの 向付が お嫁にいきました(~o~)

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これを作りたいために 型の原型を造り、

たたら板土で形成

口の部分を波切りして

高台は 三つ足・・・と とても作り出しから凝りました。

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素焼きをして 白化粧土を あらかじめ絵付けの部分だけ

塗っておき、鉄絵の部分も描いておきます。

内側もきっちり描きます。

本焼きした後、今度は色絵を彩色し低下°で焼成

そして更に金彩を施して やっと完成happy01です。

手間暇かけた作品がお嫁に行った先は

白浜は富田駅から直ぐの 「柚月」さん

お気に入りのお店です。

あ~どんな料理で登場するのか楽しみですrestaurant

皆さんも一度出掛けてみてはいかが?

2011年10月10日 (月)

アトリエ 栄三

美術家協会で いつもご一緒させて頂いている

彫塑作家の 竹末栄三さんのアトリエに

お邪魔しました。

白浜町湯崎 坂道の中腹に 竹末さんご自身が

手作りされた 建物が・・・・

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勿論 ドアもなんですが・・・

フクロウさんこんにちはhappy01と言うわけで・・・

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中へ入ると 結構広いし 大作がずら~り eye

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あっ ご本人です。

一面壁に組み込んでいる モミの木の大きな

一枚板は はめ込むのに苦労したと

80才を越える高齢とは思えない力仕事で

迫力がありました。

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話声が聞こえてきそう(*^_^*)

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ねっ、素敵でしょlovely

12月に ギャラリー モークさんで個展とのことで

訪ねた時も制作に励んでいらっしやいました。

小品も沢山あり あれもこれもみんな素敵でした。

個展が楽しみです。